Sunflower 2
クィディッチの試合から一晩明け、次の日の朝食の時間。
は、いきなり叫んだ。
「あーーーーっっ!!!」
周りにいた人はみんなの方を見ていたが、
はそれに気づかないほど慌てていた。
「何!?次はスネイプ先生の授業でしょ?それがどうかした?」
「違う!!そんなことはどうでもいいけど・・・」
の視線の先にはハリー・ポッターがいた。
もちろん、ハリーもの絶叫には気づいた訳で。
「ハリー!!ごめんなさい!!」
はすぐにハリーの近くまで走っていき謝った。
「え?」
「昨日!!椅子、自分の席に置いたまま帰っちゃって・・・今日、スネイプ先生のレポート提出日で、それで・・・」
「あぁ、そんなこと。別に気にしなくてもいいよ。仕方ないよ。スネイプだもんなぁ・・・僕も昨日徹夜だった!」
「わ、私も!!今日提出日なのに、昨日のクィディッチの試合の後思い出して・・・」
「僕なんてもっと訳悪いよ。思い出したの夜だったし、唯一頼れるハーマイオニーがさっさと寝ちゃったし。
あ、多分知らないよね?こっちがロンで、こっちがハーマイオニー。どっちもグリフィンドールなんだ。
で、こっちが。レイブンクローの子。」
は、ハリーの隣にいる赤毛の子と、その隣にいる栗色の髪の子を見た。
「よろしくね、。」
「よろしく。」
ハーマイオニーはニッコリと笑っていて、
ロンは、少し耳がピンク色だった。
「よろしく。あ、じゃあ、私、次魔法薬学だから。ハリー達は午後?」
「そう。じゃ、また。」
そう言ってハリー達三人は大広間を出て行った。
「なんだ。椅子貸してくれた人ってハリー・ポッターだったんだ。」
「そ、そうよ?」
「もしかしてハリーのこと好きなんでしょう?」
「ばっ馬鹿言わないで!ほら、早く行かないとスネイプ先生に十点減点されちゃうわよ。」
は、マーガレットの言うことが本当だと分かっていた。
自分は、ハリーが椅子を貸してくれた時からハリーが大好きなんだ・・・
それから毎日、は朝食中、ハリーを探しては、目で追っていた。
そして目が合うと、ハリーが笑いかけ、も笑うのだった。
「あぁ・・・やっぱりハリーはかっこいいなぁ・・・」
は小さな声でそう呟いて、軽やかな足取りで、
また、次の授業へと向かうのだった。
の恋は始まったばかり。