ある はるの ひ
ある春休み。
ハリーがチョウと今頃イチャついてるだろうと思われる休日。
ロンは、ハリーの早起きにつきあって、朝から暇だった。
ちなみに、隣にはハーマイオニーがいたりする。
ハーマイオニーは一人でせっせと宿題をこなしている模様である。
“休みなのに”
ロンは思った。
“休み”に勉強するものじゃないと生まれたときから思っていたロンには、“休み”に勉強するハーマイオニーはカルチャーショックだ。
「何?」
いきなりハーマイオニーがロンに話しかけた。
ロンは無意識にハーマイオニーを見ていたらしく、
ハーマイオニーは眉間にしわを寄せてロンをにらんだ。
「いや・・・別に・・・」
ロンが慌ててそう言った。
ハーマイオニーはそのあともずっと宿題をしていた。
何も話さずに。ただ黙々と。
ロンは、何故かずっとハーマイオニーの隣に座っていた。
「ロン・・・なんでずっと私の隣にいるの?」
ハーマイオニーが不思議そうにロンに尋ねた。
ロンは、その質問に答えることなく、ハーマイオニーに口付けた。
「ハーマイオニーといると、安心するんだ。」
END